玄界灘に浮かぶ島々に
宿る女神たちと
継承されるその信仰。
そして、
緑深い4つの連山と日本屈指の漁場
玄界灘に抱かれた風景が生み出す
豊かな食のストーリー。

近くて、おいしいの宝庫
『そのおいしい!実は宗像』
2023年はJR博多駅直結の
「シティダイニングくうてん」で
実感してください。

宗像の風景
宗像の風景
第1回『宗像版見本市』

フェア参加店舗の料理人たちが、宗像に食材探しへ。

くうてんのシェフたちが、
いざ宗像へ!

暑さが残る2022年9月29日(木)、
くうてんの料理人たちが宗像に食材探しの旅へ。
畑や牧場、漁港を見学したり
交流会で試食や生産者と意見交換したり。
宗像産品を使ったオリジナルメニューの創作に向けて
丸一日かけて、宗像のおいしい!を体験しました。

■第2回『宗像版見本市』2022年9月29日(木)開催

宗像産品

福岡県内で屈指の漁獲高を誇る
鐘崎漁港の海産物、
山に囲まれた豊かな土地が育む農産物、
地元産の飼料にこだわって育てた
畜産物など、
実は宗像って、食の宝庫です。

宗像産品

実は

新しいブランドの誕生です。

鐘崎さわら

SENJYO IKESHIME sawara宗像漁協船上活け〆さわら

宗像漁協鐘崎本所さわら釣船団

鐘崎漁港に戻った玄海丸の花田和弘さん。
釣った魚を持ち上げて「こいつは3.4kgかな」というとおり、計量するとぴったり3.4㎏。
玄界灘の荒波で育つ冬のさわらは、太いもので8㎏にもなるそう。
身崩れしやすいさわらは、釣ってすぐに船上で活け〆して海水氷で6時間以上冷やすことで、身の締まりや旨みに差がでる。
この高鮮度処理を行い、さらに重さ2.5㎏以上のものだけが『鐘崎さわら』というブランドで市場に並びます。

花田 和弘さん

鐘崎さわら釣船団

食べられるのはこのお店

実は

福岡県で水揚げ量がいちばん。

宗像あなご

MUNAKATA ANAGO宗像あなご

宗像漁業協同組合 鐘の岬活魚センター

玄界灘の荒波育ちのあなごは、県内1位の水揚げ量が自慢。
さらに、話題のリキッドフリーザー(凍眠)を
いち早く導入して、活魚のおいしさを保ったまま
冷凍でお届けできるんです。

食べられるのはこのお店

実は

福岡県下いちばんの漁獲高。

鐘崎天然ふく

KANEZAKI TENEN Torafuku宗像漁協鐘崎天然ふく

鐘崎ふくはえなわ釣船団

宗像市の鐘崎漁港は天然とらふぐの水揚げ量が福岡県下随一、日本全国でもトップクラスです。
なかでも注目はふぐの王様とも呼ばれるとらふぐ。玄界灘の荒波にもまれることで身の締まりが良く、きめ細やかで歯ごたえも十分。
養殖とは一線を画すおいしさです。

食べられるのはこのお店

実は

昔から変わらず海士漁です。

アカモク

AKAMOKUあかもく

マサエイ水産加工

鐘崎漁港のあかもくは、玄界灘の潮の速いところで育つことから茎が太くて短く、ねばりの強さが特長です。
先祖代々、宗像の海士(あま)家系で育った正好輝旭さんは、社長になった今でも率先して海に潜ります。
「今後の生育にかかわる株は収穫しません。そして一度漁をしてから2週間は繁殖期間をおきます。そうすることで海の豊かさが守られ、栄養価が高いあかもくが育つんです。」海を育てる大切さも指導しながら漁を続けています。

「マサエイ水産加工」正好輝旭さん

「マサエイ水産加工」
正好 輝旭さん

食べられるのはこのお店

実は

牛にも地域にも心くばり。

むなかた牛

MUNAKATAGYUむなかた牛

すすき牧場

むなかた牛は、およそPayPayドーム3つ分の敷地でストレスをできる限りなくす環境で育てられています。
「飼料は地域資源を活用することで、牛の健康にも、地域内での食のリサイクルにも役立ちます。」というように、飼料にもこだわりがあり、地元の契約農家で栽培された飼料米や豆腐屋さんのおから、酒粕などを乳酸発酵させた自家製飼料を使用。そうして育てられたむなかた牛は、赤身が多く適度な霜降りの肉質になります。

「すすき牧場」薄一郎さん

「すすき牧場」
薄 一郎さん

食べられるのはこのお店

実は

世界遺産登録がきっかけ。

むなかた鶏

MUNAKATATORIむなかた鶏

トリゼンフーズ

『「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群』として世界遺産に登録されたことを記念して「華味鳥」でおなじみのトリゼンフーズと地元の養鶏家たちが協力して誕生させたのが、むなかた鶏です。
宗像産飼料米や海藻や木酢、大豆かすなどを配合した肥料は、鶏の腸内の働きをサポート。風が吹き抜ける平飼い鶏舎で育てることで、肉質は旨みがありながら一般的な地鶏ほど固くないお肉になります。

食べられるのはこのお店

実は

冬の方がすこぶる甘いんです。

とMAX

TOMAXとMAX

とまとのまつお

「夏は気温が高く一気に赤くなるから、さわやかな味で糖度はだいたい8~10度。冬から春にかけては、ゆっくりと時間をかけて育つので甘みが閉じ込められて糖度は10度以上、最高で14.5度に。」
水やりを極限まで抑えて甘さを追求すると同時に、苦手な方が多い中のゼリーも少なくなるよう改良。トマトに情熱を注ぐ松尾さんが自信をもって名付けた「とMAX」は、松尾さんが栽培する冬のミニトマト最上位ブランドです。

松尾 康司さん

「とまとのまつお」
松尾 康司さん

食べられるのはこのお店

実は

なめらかな肌が自慢です。

小かぶ

KOKABU小かぶ

えいしんファーム

「ほら、肌がきれいでしょ」こぶし大に育った白いかぶをていねいに収穫する竹下英臣さん。
「宗像のこの地域の土は、粘土質のになります。だからきめが細かくて色白のかぶが育つんです」とまるでわが子を見るかのよう。
「野菜をおいしく上手につくるために、工夫を重ね続けています。」という竹下さんが育てた小かぶは、みずみずしくってシャキッとしているから、生で食べるのもおすすめなんだそう。葉まで生き生きしています。

「えいしんファーム」竹下 英臣さん

「えいしんファーム」
竹下 英臣さん

食べられるのはこのお店

実は

今が旬。

博多あまおう

HAKATA Amaou博多あまおう

JAむなかた

いちご農家の1年は13ヵ月といわれるくらい、作り手の手間と愛情を一年中たっぷりと注いでつくられる博多あまおう。濃い甘みとほどよい酸味がバランスよく、ちょうどこの季節が食べ頃です。

食べられるのはこのお店

実は

まだまだ、宗像のおいしい!がいっぱい

ふわとろ春菊

むなかた大島のわかめ入りそうめん蒟蒻

実は

伝説の酒米仕込みです。

特別純米酒 亀の尾

TOKUBETSUJUNMAISYU KAMENOO特別純米酒 亀の尾

伊豆本店

代表銘柄「亀の尾」は、酒造米の名をそのまま冠に。「亀の尾に優る酒米なし」と蔵人たちに言い継がれながらも、稲丈が高く栽培がむずかしいことから一度は姿を消した亀の尾。その伝説の酒米を蔵元伊豆善之さんの父、11代蔵元善也さんが7年かけて復活させました。
「うちのお酒は、米の味がしっかり感じる造りなので、ぜひ食中酒で。」と善之さん。宗像産酒米「夢一献」や「寿限無」など、どの銘柄も酒米への思いが伝わってきます。

「伊豆本店」伊豆 善之さん

「伊豆本店」
伊豆 善之さん

飲めるのはこのお店

実は

名前の由来は宗像大社。

神郡宗像

JUNMAI DAIGINJO KAMINOSATO MUNAKATA純米大吟醸 神郡宗像

勝屋酒造

創業1790年、昔ながらの技と宗像大社への信仰を9代に渡って継承する「勝屋酒造」。
行くことができない世界遺産としてその名を全国に轟かせた、神宿る島「沖ノ島」、宗像大社のご神木を由来にした「楢の露」など、銘柄からも篤い信仰がうかがえる。
宗像、城山のミネラル豊富な伏流水を仕込み水にしています。

山本端さん

山本さんご夫婦

飲めるのはこのお店

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